ラガー箚記:ラグビーW杯フランス大会 勝手にレビュー その8

日本のプール戦敗退が決定したあとですが、4週目の後半のレビューを。

差の付く試合が多かったですが、ここでもポルトガルの奮闘が目立ちしました。


プールA:N Z  96ー17 イタリア

衝撃的な点差。NZ、こんなに強かったか?あらゆるフェーズでイタリアを圧倒。一応相手はシックスネーションズの一員。準々決勝に向けて、チーム力を一気に上げてきている感じ。ファンタスティックなトライに目を奪われるばかり。

イタリアが、ラインアウトとスクラムで、オールブラックスに完敗している。完全にやられている。ちょっと信じられない戦いでした。これではフランスにも善戦も難しいかな・・・


プールB:南アフリカ 49ー18 トンガ

お互い、キッキングゲームに走らず、ガンガン攻め合っていて、特にゴールラインを背にしたところの攻防は迫力があって、見応えがあった。南アフリカは、ここから2週間空いて決勝トーナメント。N Zかフランス。ビックマッチになりそう。 

トンガは、22mの中に入ったら、本当にトライする力が強い。アイルランドだって1つしかトライ取れないのに、きちんと正しく攻め切って2本トライ取っている。



プールC:オーストラリア 34ー14 ポルトガル

勇敢なポルトガル。オーストラリアに対して、自分たちのスタイルを貫き通し、1つでも多くのトライを取ってやろうという姿勢を見せ続けた。スキルも確か。ポルトガルとフィジーの対戦も見逃せない。

前半、オーストラリアの3トライは、相手が14人の時だけ。アタックそのもの勇敢さ、見ていての楽しさは、圧倒的にポルトガル。ポルトガルは、本当にいいチームだな。。。

ポルトガルが、ワラビーズ相手に、スクラムトライ??? ポルトガルが、今回のワールドカップではなんとも素敵な試合をしまくっています!


プールB:スコットランド 84ー0 ルーマニア

なんかもう高校の練習試合で、お互いノーキック、いいから攻めろ!みたいな試合で、ノーガードで打ち合っている感じ。スコットランドの方が一人一人の決定力があるけれど、ルーマニアも頑張っている。アンストラクチャーな展開は、このワールドカップでは初では。

スコットランドはずーっとぶん回して試合しているけど、これ、同じことアイルランドにはできないですよね。。少なくとも、南アフリカにはしっかり停められていた。ルーマニアはもちろん圧倒しているけれど。

とにかく回して回して、蹴らずにアンストラクチャーな展開に振り切って80分間戦っていた。ルーマニアも途中からそれにお付き合い。みんなおつかれさま。。。と言う試合でした。


 

inokichi`s work(ラグビーとライオンズと小説)

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