妄想ライオンズ:32勝37敗1分。ホームでもっと勝ってほしい!


ライオンズのホーム最終戦は、今年のライオンズを象徴するかのような試合だった。

先発がQSを達成しながら、打線は、毎回のようにランナーを足ながらも決定打を出せない。

中継ぎ陣は、多少の不安定さを見せながらも、なんとか踏ん張っていく。

今日は幸いに、その頑張りを、8回、佐藤龍の一打が救ってくれた。

しかし、9回のクローザーも、不安定な1年だった。

今日も、クリスキーは、明らかにコントロールが不調で、

ストレートに威力はあるし、チェンジアップは打たれなさそうだったけれど、

2つの四球を出して、二死満塁までしながら、なんとかかんとか凌ぎ切った。


今日がホーム最終戦。終わってみれば、ホームでは32勝37敗で5つの借金を作っている。

現段階で、ライオンズより上位の4チームは、

全てのチームがホームでは勝ち越している。

ホームでの負け越しが決定しているのは、ライオンズと6位のファイターズだけだ。

観客動員数は確実に盛り返しているけれど、

とはいえ、動員数は12球団中11位(最下位は楽天)、

2019年は、2万5千人程度の平均が、今年は約2万人。

ちなみに、オリックスは2019年が2万4千人程度が、今年は2万7千人に増えている。


やっぱり野球は勝ってなんぼ。

特に、ファンが集う、ホームでは、何がなんでも勝ってほしい。

勝たない限り、最終的に、ファンは定着しない。


負けた後、西武球場前から、満員のノロノロ電車に揺られて、池袋に向かっていく時間は、人生の中でも指折りの、悔しくて、もどかしくて、不快な時間だ。


ベルーナドームは素晴らしい。

暑い寒いがあり、四季を感じることができ、ドームだけれど、オープンエアーの瑞々しさがある。

特に、試合前の練習の時の開放感は、他の球場にはない、ここにしかない雰囲気がある。



もっともっと、たくさんのファンが来る場所へ。

そのためにも、ホームで、もっともっと良い試合を。

2024年は、数々の好ゲームが、そして勝ちゲームがここで繰り広げられることを、心から期待したい。




inokichi`s work(ラグビーとライオンズと小説)

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