妄想ライオンズ:流れを堰き止めたのは、平井!


今井が快投、組み替えた打線は機能し、欲しいところでは生きるレジェンド60番の2発が出て、4−0。オリックスは3塁も踏めない状態で、どちらが首位かわからない、そんな展開だった。

8回の表まで。


今井は、7回から、確実にボールが抜けていた。8回が3−0のままだったら、100球も超えており、平井あたりにマウンドは譲っていたのではないか。

あるいは、8回、明らかに握力のない状態に見える投球で、1死1−2塁としたところで、確実に投手交代したと思う。


しかし、8回の表に中村のホームランで4−0となったことで、交代機を失った。


西野をストレートで歩かせた後、中川は追い込むも当ててしまう。

森には、どこか「打たれるなら歩かせてもしょうがない」くらいの雰囲気があり、

案の定押し出し。

この回は、4四死球で1点。ヒットは0本。


痺れを切らして、水上にチェンジすると、

今日の水上は気合い満点。少し甘いボールも、上には上げさせない。

頓宮を抑え、宗もしっかり打ち取り、やれやれ・・・と思った瞬間の佐藤龍のトンネルで、

試合の状況は一転。

ノーヒットで3点を取り、さらにランナーは二人。バッターは杉本。今日1安打。

球場全体が、完全にオリックスの雰囲気となり、逆転へのボルテージが高まる。


ここで、ライオンズベンチは、水上から平井へスイッチする。

水上の出来が悪かったわけではなかろうが、

押し寄せるオリックスの波を堰き止める、受け止めるには、

平井の百戦錬磨のキャリアを買ったのだろう。


同点に追いつかれれば、一気にいかれる。

そんなムードの中、平井は冷静だった。

打ち気にはやる杉本に対して、スライダーで交わしながら、

シュートでうちを見せて、

最後もスライダー。

ストレートは1球も投げなかった。

それでいて、交わした、わけではない。

攻めたからこそ、杉本のバットをへし折った。


ノーヒットで3点。なんなら、ここで打たれれば、1ヒットで5点。

そんな悪夢を堰き止めたのは、我らが平井プロ。

色々合っても、やっぱり頼れる男!


ここを除けば、完勝だった。

首位を圧倒した2試合だった。

さあ、札幌で、最下位決戦!!全部勝ってしまおう!


あとは、今日の記念に。爽快でした!!


inokichi`s work(ラグビーとライオンズと小説)

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