ライオンズは3連敗中。そのうち2つは、9回に増田が捕まり逆転負け。
もう1つも、1点差。決して負けていないけれど、勝ちきれないところがこの順位の原因だろう。
そんな中、満を持して、楽天キラーの今井が先発。
後ろが、平井も増田も・・・と言う中、多くのファンが彼に「完投」を期待していた。
今井は、その思いを知っているかのように、1回から3者三振で滑り出す。
勝負の分かれ目は2回と3回の攻防。
ライオンズは5、6番があっさり倒れた後に、7番の佐藤龍が追い込まれてから、タイミングを外されながらもセンター前にポテンヒットを放つ。
次の古賀が大事だった。
しっかりとボールを見極めて、四球を選び長谷川に繋ぐ。
このフォアボールが、辛島にはダメージが大きかった。
そこから、長谷川と蛭間が、いずれも初球を叩き2点を先取する。
二死ランナーなしの下位打線。ここからの2点はダメージが大きかった。
#長谷川信哉 選手と #蛭間拓哉 選手の連続適時打で2点を先取!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) August 16, 2023
序盤からギアを上げていきます!#埼玉西武ライオンズ #seibulions #蒼空ユニ pic.twitter.com/tm59Fofout
源田がまとめの三塁打を放ち、今井の出来、相性を考えればこの4点は決定的だった。
試合の流れを考えれば、この次、3回表を今井がしっかり押さえれば、
ほぼほぼライオンズのゲームになるのは間違いない。
しかし、動き始めた試合は、往々にして、片方を動かせれば、片方も動きやすい。
案の定、先頭の伊藤を、簡単に追い込んだ後に、真ん中のストレーを弾き返される。
そこから、辰己を歩かせてしまい、太田にバントを決められ、1死2、3塁で
1番に戻る。
動き出した試合の流れを感じる。1点でも、2点でも返しておけば、
今井から、久々の得点をするだけで、ぐっと流れが変わる。
ここで、今井は、今日イチのギアを上げた。明らかに上げた。明らかに三振をとりに行った。1点もやるものかという気迫を明確に感じた。
小深田を4球続けて153キロのストレートで押してから、スライダーで三振に仕留める。
山崎はカウントを悪くしてから無理せず歩かせ、
昨日のヒーローの小郷には、ストレートー>スライダーを交互に投げ、的を絞らせずに三振に切ってとる。
方や2死ランナーなしから下位打線で4点。方や、1死2、3塁から上位打線で0点。
ここが今日の勝負の分かれ目でしょう。
[8/16 結果]L4-1E
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) August 16, 2023
2回に #長谷川信哉 選手と #蛭間拓哉 選手の連続適時打で2点を先取!つづく #源田壮亮 選手の2点適時三塁打で、この回4点を先行します。
先発の #今井達也 投手はハイクオリティースタート!
9回1失点の好投で、完投勝利を収めました!#埼玉西武ライオンズ #seibulions #蒼空ユニ pic.twitter.com/WYrpfSJSHj
CSは遠いけれど、まだ諦めるところではない。
明日は、大一番。前回完投の隅田が、覚醒の投球を見せつけてくれるはず!
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