これが答えだ!2連続完封&采配的中!


8連敗で始まり、7連勝で切り返してきた7月のライオンズ。

連勝は楽天の辰己の一撃で止められたが、

さあここから、連敗をせずに、上を伺う再スタートが切れるのか、

やはり、貧打と噛み合わない攻撃を繰り返すのか、

後半戦のライオンズの真価の問われる、上位との対戦。


そのマウンドに、まさに文字通り、仁王立ちをしたのが、

13番、ライオンズのエースを張る高橋光成。

序盤からそこそこの球の強さと、よくコントロールされたカットボールが有効で、

ロッテ打線はここに手こずる感じで、凡打を重ねる。


打線も、佐藤龍を3番に起用するなど、対メルセデスに対して考えられたラインナップが昨日し、

早速初回に、岸の2塁打から、佐藤龍が3塁打、さらにマキノンのタイムリーで2点を先制する。

中盤はこう着状態の中、ライオンズも、押しながら追加点が取れない中、

6回、1死1、3塁からの古賀のスクイズが大きかった。

次の1点で流れが決まる、というところで、

決して簡単なボールではなく、バントは正直な頃になったものの、

ランナーは長谷川。素晴らしいヘッドスライディングでしっかりホームベースを陥れる。


勝負はここであった。

あとは、高橋光成がどこまで投げるか。

その答えは、9回にあった。

2試合連続の完封を目指してのマウンドは、

先頭打者を出してしまい、さらにこの日始めてのフォアボールを出してしまい、

よもやの1死2、3塁を迎える。

この日最大のピンチが最後にやってくる。

しかし、13番、ライオンズのエースには120球を超えたところでも、

もう1つ、エネルギーのポケットを用意していた。

ポランコ、山口に、最後のもう1ギアをあげ、155キロ前後のストレートで押し込む。

そのスピードが、縦スラでの空振りにつながる。



7連勝のうち6連勝は、大型連敗中の日ハムとソフトバンクだった。

本当にライオンズは力を取り戻してきたのか。後半戦の反攻はあるのか?

そこには大いに疑問符のつく状態だった。

しかし、首位を追撃し、昨日はソフトバンクを地獄に葬り去ったロッテに対しての、この完勝は、

ライオンズの後半の反転攻勢が、現実味を帯びてきたことを示す、明確な回答だろう。


さあ、上位を叩いて、上を見ていこう!

inokichi`s work(ラグビーとライオンズと小説)

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