ラガー箚記:ラグビーW杯フランス大会 勝手にレビュー その2

予選プールC:フィジー 26ー32 ウエールズ

ウエールズが闘将ダン・ビガーが真っ赤になりながらディフェンスを引っ張り、

フィジーの強力をアタックを寄せ付けなかった。彼が下がる後半30分までは。

そこから、何か、急にフィジーが息を吹き返し、一気に2トライを取り、

最後のワンプレー、飛ばしパスがワンバウンドし、落ち着いて取ればトライ。。。というところを、

まさかのノックオン。

落ち着いて取れば、トライは絶対行けたはず。早くキャッチしたかったのは、6点差ゆえか。。


第1週目では、ベストゲームでしょう。アタックは、ウエールズよりフィジーの方が上。

ただ、フィジーは、30点以上安易に失点してはダメですね。。流石に、シックスネーションズクラスのチームに、30点以上取れるというのは、滅多にはないので。


フィジーは、次のオーストラリア戦は、勝ってもおかしくないですね。




プールC:オーストラリア 35ー15 ジョージア

新生オーストラリアの初陣。事前のウオームマッチは全然勝てませんでしたが、

流石に、ここはしっかりまとめてきました。

特に、ジョージア相手にスクラムをまくっていたのが印象的。

ジョージアは、キッキングゲームで後手を取ってしまって、エリアを取れなかったのが痛いですね。

ただ、積極的に展開をしようとしたりしていて、少しチームカラーが変わってきているのか。


会場は、なぜか、ワラビーズとジョージアの試合で、フランス国家の大合唱が起こるスタジアム。日本ならあり得ないシチュエーション。フランス、ラグビー熱高いですね〜


オーストラリアが無難に勝っていますが、バックラインの攻撃力はさすが。ただ、FWの迫力で圧倒、という印象ではなくて、次のフィジー相手にどういう試合になるか、非常に楽しみです。




プールA:イタリア 52ー8 ナミビア 

ラスト10分で一気に差が開きましたが、こと、前半だけ見れば、ナミビアのアタックは、十分にイタリアに食い込んでいて、意外と退屈しない試合でした。

ナミビアのアタッキングマインドがいいですね。

イタリアは、モールは圧倒していましたが、意外と接点周りではFWは食い込まれていて、

バックス陣は最後よく走りましたが、さあ、フランス、NZに対して、どこまでやれるのか。

勝利は難しいとしても、勝ち点を取れるくらいいくのか、、、ちょっと難しいかな。。


ナミビアは、ウルグアイとの1戦で初勝利を目指しにくるはず。十分にその予感は感じさせる試合でした。


inokichi`s work(ラグビーとライオンズと小説)

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