妄想ライオンズ:強いチームとはこういうこと。7回源田、8回佐藤龍


ライオンズの打線が目覚めてきた。

昨日に続き、今日も3回、一気呵成の攻撃で5点を奪う。

なんといっても、試合を決めた、40歳中村剛也の1発は垂涎もの。

決して簡単ではない外角のボールを、しっかりためて、押し込んで、右中間最深部へ。

打った瞬間は、センターフライ?くらいの打球がぐんぐんと伸びていき、

2−0を一気に5−0とし、この時点で試合の趨勢はほぼ決まった。


今のライオンズの投手陣から5点を取るのは、なかなか難しい。

しかし、日ハムも地元だ。粘り強く3、5回はチャンスを作り、5回には1点を返す。


今日のライオンズはそこからが強かった。

7回は、先頭のペイトンが出ると、古賀が4点さでも手堅くバント。

2死後、源田は0ボール2ストライクから、フォークをよく見て粘り、

ワイルドピッチでランナーが3塁に行くと、

フォークが投げにくいと見て、9球目のストレートをセンターに打ち返し追加点を奪う。


さらに、7回の裏に、諦めない日ハムに1点を返されると、

8回、2塁打の渡部を、しっかりと返す一撃を、佐藤龍が放つ。


これで、完全に日ハムの息の根をとめる。





反撃すれば、突き放し、反撃すれば、さらに突き放す。

日ハムとしては、心を折られる試合になったのではないか、というところ。


点差的には、試合を決めているところ。

しかし、すがりくる相手を、まるで寄せ付けることなく叩きのめし戦いは、

まさに「強いライオンズ」そのもの。


チームが変わりつつある。そんな息吹を感じる試合だった。


inokichi`s work(ラグビーとライオンズと小説)

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