ライオンズの打線が目覚めてきた。
昨日に続き、今日も3回、一気呵成の攻撃で5点を奪う。
なんといっても、試合を決めた、40歳中村剛也の1発は垂涎もの。
決して簡単ではない外角のボールを、しっかりためて、押し込んで、右中間最深部へ。
打った瞬間は、センターフライ?くらいの打球がぐんぐんと伸びていき、
2−0を一気に5−0とし、この時点で試合の趨勢はほぼ決まった。
逆方向に運ぶ #中村剛也 選手のホームランで3点を追加!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) September 9, 2023
この回一挙5得点と、昨日につづき今日もビッグイニングを作ります!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/jutQGySnTl
今のライオンズの投手陣から5点を取るのは、なかなか難しい。
しかし、日ハムも地元だ。粘り強く3、5回はチャンスを作り、5回には1点を返す。
今日のライオンズはそこからが強かった。
7回は、先頭のペイトンが出ると、古賀が4点さでも手堅くバント。
2死後、源田は0ボール2ストライクから、フォークをよく見て粘り、
ワイルドピッチでランナーが3塁に行くと、
フォークが投げにくいと見て、9球目のストレートをセンターに打ち返し追加点を奪う。
さらに、7回の裏に、諦めない日ハムに1点を返されると、
8回、2塁打の渡部を、しっかりと返す一撃を、佐藤龍が放つ。
これで、完全に日ハムの息の根をとめる。
終盤の得点シーンをプレーバック!#源田壮亮 選手は粘りを見せ9球目を捉え、#佐藤龍世 選手は2試合連続適時打と大きな追加点となりました!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/A2tCbDityS
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) September 9, 2023
反撃すれば、突き放し、反撃すれば、さらに突き放す。
日ハムとしては、心を折られる試合になったのではないか、というところ。
点差的には、試合を決めているところ。
しかし、すがりくる相手を、まるで寄せ付けることなく叩きのめし戦いは、
まさに「強いライオンズ」そのもの。
チームが変わりつつある。そんな息吹を感じる試合だった。
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