高橋光と加藤貴の先発ということで、ジリジリするような展開が予想されるも、
1回に、蛭間のヒットからマキノンがしぶとくタイムリーを打ち、
外崎、中村、佐藤龍と、立ち上がり、ボールの高い加藤貴を一気に叩き3点を先制する。
この時、1塁の中村剛也が、佐藤龍のレフトオーバーのヒットで、一気にホームを狙う。
39歳は、サードの手前からすでに回ると決めていたように、
小さい小さいオーバーランで、足をしっかり回転させてその100キロを超える体を効果的にホームに運んでくる。
タイミングはギリギリ。一旦はセーフのコールが出るも、リプレイでキャッチャーの伏見のタッチがとても素早く僅かにアウトに。
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) August 8, 2023
蒼い打線が止まらない
\
中村剛也の激走はリプレイ検証で判定覆るも
初回から5安打で3点先制
⚾プロ野球(2023/8/8)
🆚日本ハム×西武
📱Live on DAZN#DAZNプロ野球#seibulions pic.twitter.com/kuoh7IZMIc
アウトにはなったものの、誰もがこの走塁に度肝を抜かれたはずだ。
その走塁の速さと、サードを回ってから、さらに加速する走りに。
しかし、彼には、リベンジの舞台が用意されていた。
5回、自らのツーベースからツーアウトで3塁の塁上に立った彼は、
ツーナッシングと追い込まれた長谷川の3球目のワンバウンドの投球を僅かに伏見が弾いたところを、
バッターの長谷川が小さく「待て」のポーズをするのを、
鼻っから無視して、弾丸のようにホームに突進してくる。
タイミングは微妙も、ベースカバーに入ったのは投手の加藤貴。
僅かにタッチは遅れ、ホームインが認められる。
追加点の欲しい5回。バッターは追い込まれ、そもそもタイミングもあっていない。
弾いたら、突っ込んでやろうという思いは、元々持っていた。
だから、1歩目に躊躇がなかった。
試合展開を読み、どのリスクは取るべきなのか、しっかりと考えた上でのスーパーラン。
そして、リプレイ検証の後の表情がこちら。
中村剛也(39)#seibulions pic.twitter.com/t6pgu0qHUS
— 悠磨(3) (@tmrnAaa2023bot) August 8, 2023
こんな39歳100キロ、世界中にいないかもしれません。
強くて、速くて、可愛らいしい。
こんな姿を見せられたら、若い選手たちは、手を抜いた走塁などできないですね!
まさに、彼こそ、走魂の体現者、となっているかのよう。
週末の惨敗の影響を、一瞬で吹き飛ばす快勝。
さあ、もう一度上を見て、一歩一歩!
0コメント