ついに6連敗。
明後日からはオリックス、ソフトバンクとアウエーで5試合。
この6連敗も、決して手も足も出ないわけでもない。
ソフトバンクには全ての試合で、一度はリードしている。
ロッテとの3連戦は、客観的に見れば熱戦だ。
しかし、この6連敗の中で、明らかになっているのは、間違いなく
「勝利の方程式の消失」
でしょう。
今日にしても、1点リードしてからの7回に平井を使い、
流れを引き寄せて、8回に引き離したところでは、勝った、と思ったはず。
けれど、森脇が捕まり、
好調の増田を挟んで、佐々木が10回に捕まった。
佐藤隼がいなくなり、8回をどうするのか。
今は、そこまで比較的好調だった佐々木と森脇で行こうとしているが、
先週土曜日は佐々木が崩れ、今日は森脇が捕まった。
8回はある意味9回より難しい。
9回を任されるクローザーは、そこだけに絞って備えている。
出番の可能性も、極めて考えやすい。
それに対して、8回は、同点だとどうするのか、1点差ならどうするのか、
あるいは先発投手からの流れや、打順のつながりなどで、紛れが多い。
去年はここを平良がどしんと構えていた。
その後を、佐藤隼がしっかりとバトンを受けたように見えたけれど、
交流戦以降はフェードアウトしてしまった。。
本来ならば、いい加減水上に復帰をしてほしいところだ。
しかし、まだそうはいかないならば、
僕は、
8回 ー 平井、9回 ー増田
この2人だけは固定してしまっていいのではないかと思う。
勝ち、引き分け時はこの2人で行く。
7回は、できれば先発が、
そうでなければ、佐々木、森脇、ティノコ,青山、本田を、
相手に応じて、一人一殺でもいいのでつぎ込んでいく。
後ろから逆算できないと、継投もブレるし、さらにその先の先発投手の気持ちにも影響する。
この苦しいタイミング、平井も決して万全ではないかもしれないけれど、
彼のキャリアならば、8回をお前に任せる、と言えば、
十分に対応できるだろうと。
是非とも、そのような「柱」を作ってほしい、もう一度。
今は、8回1点差では、楽天ぐらいにしか勝てる気がしない。
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