8連敗で始まり、7連勝で切り返してきた7月のライオンズ。
連勝は楽天の辰己の一撃で止められたが、
さあここから、連敗をせずに、上を伺う再スタートが切れるのか、
やはり、貧打と噛み合わない攻撃を繰り返すのか、
後半戦のライオンズの真価の問われる、上位との対戦。
そのマウンドに、まさに文字通り、仁王立ちをしたのが、
13番、ライオンズのエースを張る高橋光成。
序盤からそこそこの球の強さと、よくコントロールされたカットボールが有効で、
ロッテ打線はここに手こずる感じで、凡打を重ねる。
打線も、佐藤龍を3番に起用するなど、対メルセデスに対して考えられたラインナップが昨日し、
早速初回に、岸の2塁打から、佐藤龍が3塁打、さらにマキノンのタイムリーで2点を先制する。
中盤はこう着状態の中、ライオンズも、押しながら追加点が取れない中、
6回、1死1、3塁からの古賀のスクイズが大きかった。
次の1点で流れが決まる、というところで、
決して簡単なボールではなく、バントは正直な頃になったものの、
ランナーは長谷川。素晴らしいヘッドスライディングでしっかりホームベースを陥れる。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 25, 2023
これは…マツイリュージョン⁉😯
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膠着状態を破った巧技
古賀悠斗のセーフティスクイズ
⚾#プロ野球(2023/7/25)
🆚西武×ロッテ
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勝負はここであった。
あとは、高橋光成がどこまで投げるか。
その答えは、9回にあった。
2試合連続の完封を目指してのマウンドは、
先頭打者を出してしまい、さらにこの日始めてのフォアボールを出してしまい、
よもやの1死2、3塁を迎える。
この日最大のピンチが最後にやってくる。
しかし、13番、ライオンズのエースには120球を超えたところでも、
もう1つ、エネルギーのポケットを用意していた。
ポランコ、山口に、最後のもう1ギアをあげ、155キロ前後のストレートで押し込む。
そのスピードが、縦スラでの空振りにつながる。
7連勝のうち6連勝は、大型連敗中の日ハムとソフトバンクだった。
本当にライオンズは力を取り戻してきたのか。後半戦の反攻はあるのか?
そこには大いに疑問符のつく状態だった。
しかし、首位を追撃し、昨日はソフトバンクを地獄に葬り去ったロッテに対しての、この完勝は、
ライオンズの後半の反転攻勢が、現実味を帯びてきたことを示す、明確な回答だろう。
さあ、上位を叩いて、上を見ていこう!
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